象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1)で10月4日と5日、曽谷朝絵さんによる絵画ワークショップ「みんなで描く、光と色彩の世界」が開催される。
曽谷さんは、横浜市在住で、絵画、インスタレーション、映像などさまざまな形で淡い光と色彩に満ちた作品を制作しているアーティスト。昭和シェル石油現代美術賞展グランプリ(2001年)、VOCA賞(2002年)などのほか、今年度の横浜文化賞 文化・芸術奨励賞を受賞している。2006年東京藝術大学大学院博士後期課程にて博士号(美術)取得。
今回のワークショップは、透明のシートにカラフルな絵の具を使って色を塗り、マグネットシートを貼付けたものを、切って組み合わせることでバラの森を作る。完成品の一部は、専用の板に貼って持ち帰り、マグネットとして使用することができる。
休憩時間には、曽谷さんが現在、水戸芸術館(茨城県水戸市)で開催中の個展「宙色」の話や、これまでの作品制作についてなどについて話すアーティストトークも予定されている。
ワークショップは、曽谷さんも参加する、国内外で活躍するアーティストやデザイナーと企業や福祉施設などをつなぐ、一点モノの手づくり雑貨ブランド「SLOW LABEL(スローレーベル)」が企画した。
曽谷さんは「普段触れることのない色や形が組み合わされ、どんなバラができるのか、今から私も楽しみ。色と遊ぶ中で、触覚と視覚を刺激する」と話している。
開催時間は4日=9時30分~12時30分、5日=13時~16時。参加費は2人1組で4,000円(材料費、茶・菓子付)。定員は各回20組。