横浜市の水源の一つ・山梨県道志村で10月14日、森の間伐を行うツアー「私たちの水源、道志木こりワーク」が開催される。
主催のスマート・ウィメンズ・コミュニティでは、都会に暮らす自分たちにも身近な森でできることを始めようと、昨年から間伐作業に参加。現地のNPO法人「道志・森作りネットワーク」に指導を受けながら、女性ボランティアのみで作業を行ってきた。今回は女性だけでなく広く一般の参加者を募り、都市と水源の森との交流を深める。
当日は、7時45分に関内駅に集合し、バスで道志村へ移動。長年道志村の間伐に取り組んできた横浜市職員有志によるボランティア団体「道っ木~ず」も参加し、市民の参加者をサポートしながら間伐作業を行う。作業後は、道志村の食材を使ったランチを楽しみながら、都市と里山とのつながり、これからの森づくりなどについて、地元の人と意見交換する時間も設けられている。
また、自由時間には間伐材集積場「木の駅どうし」で開催される「道志・森づくりフェス」でライブやしょうゆ絞り体験、石窯ピザなどが楽しめるほか、希望者は道志村温泉で入浴もできる。
スマート・ウィメンズ・コミュニティ代表の東みちよさんは「私たちのワークショップでは、女性や子供でも安心して作業できる。ロープを使って木を倒す瞬間は本当にダイナミックで、森に響き渡る音を聴くと、森の叫び声が伝わるようなジーンとくる感覚がこみあげてくる」と話している。
参加費は1,500円(ランチ、交通費込み)。申し込みは横浜CRUiZホームページから。申し込み締切は10月10日。