プロバスケットボール・bjリーグの横浜ビー・コルセアーズは10月12日と13日、2013-2014シーズンの開幕ゲームをスカイアリーナ座間(座間市相武台1)で行い、1勝1敗で今季をスタートした。
昨シーズンに参入2季目でリーグチャンピオンとなった横浜は、シーズンオフに経営体制を一新。外国籍選手を中心に一部メンバーやスタッフも入れ替わり、3シーズン目の開幕を迎えた。
開幕ゲームの対戦相手は、昨季イースタン・カンファレンス9位の信州ブレイブウォリアーズ。初日の12日は第1クォーターを21-15でリードするも、第2クォーターで逆転を許す展開に。終盤に一時リードを奪い返す粘りを見せたが、再逆転され79-86で敗れた。
2日目の13日は、前日に引き続きキャプテンの蒲谷正之選手が序盤から得点を重ね、第1クォーターを24-8で終えて試合を有利に進める。その後は信州が徐々に点差を詰め、第3クォーターで逆転。しかし横浜は新加入のオマー・リード選手の活躍などで再び10点の差をつけると、追いすがる信州を振り切って84-78で今季初勝利を飾った。
2日間の合計観衆は約2,200人。12日の開幕ゲーム前には、前季優勝のチャンピオングリングを選手やスタッフに贈呈するセレモニーも行われた。
昨季までアシスタントコーチを務め、今季はチームを指揮する横浜ビー・コルセアーズの勝久マイケルヘッドコーチは「まずは一つ勝つことができ、選手たちがよくやってくれた。2日目は前日からの修正もチームでできていたので、これからも練習を重ねて試合に勝っていきたい」と話した。
シーズンゲームは来年4月まで各チーム52試合が行われ、イースタンとウェスタンの両カンファレンス上位6チームずつがプレイオフに進出できる。横浜は今後小田原アリーナや平塚総合体育館、横浜国際プールなどでホームゲームを開催。11月16日と17日には、横浜文化体育館(横浜市中区不老町2)で群馬クレイン・サンダーズとの試合が予定されている。