山下公園(横浜市中区山下町279)で10月19日と20日、第11回横浜インド祭「ディワリ・イン・ヨコハマ2013」が開催される。
ディワリ・イン・ヨコハマは、インド文化の紹介や在日インド人との交流を目的に2003年にスタート。毎年2日間で20万人以上を動員するお祭りとして親しまれている。今年は「Tomorrow 地球再生への光の繋がり」をテーマに、本場アーティストによるダンスやコンサート、キャンドルナイトなどさまざまな催しを行う。
ステージには、ボリウッド映画女優でダンスアーティストの板倉リサさん、インド招へいの仮面舞踊チーム「セライケラのチョウ」、シタールの神様と言われているシタール奏者のキショール・ゴーシュさんが登場するほか、インド古典舞踊やボリウッドダンス、ベリーダンサーのビアンカさんらが出演する「港町ヨコハマ発無国籍ダンス」を実施。キャンドルライトによる光のステージ「光の世界」でフィナーレを飾る。
会場には、東京や横浜の人気カレーレストランが集まる「飲食ブース」、インド雑貨やドリンクを販売する「物販ブース」、サリーの着付けやインドのヘナ・ペインティングが体験できる「インド体験ブース」を設置。飲食ブースでは、日本初の日本(群馬)×インドのコラボ料理「蒟蒻(こんにゃく)入りナンカリーパン」も販売する。
ディワリ・イン・ヨコハマ2013実行委員会事務局長の大場多美子さんは「今年はインドのゆるきゃら『ナンコちゃん』が日印の交流レディーとしてディワリに初登場。この2日間はインド文化に触れて、インドの魅力を感じていただければ」と話している。
会場は山下公園 おまつり広場。開催時間は10時~19時。入場無料、雨天決行。
ディワリは、「光の祭典」とも呼ばれるインドの新年を祝う祭り。インドでは、各住居の門塀にランプをともし、壁や木をライトアップさせる風習がある。横浜市はインド商人が1863年に日本で初めて営業拠点を設けた都市で、インドのムンバイ市と姉妹都市提携を結んでいる。山下公園の西端には在日インド人協会から1937年に寄贈されたモニュメント「インド水塔」があり、横浜の近代建築として高く評価されている。