KAAT 神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町281)で10月22日から、ダンスカンパニー・東京ELECTROCK STAIRSの新作公演、東京ELECTROCK STAIRS vol.8 「つまるところ よいん」が行われている。
東京ELECTROCK STAIRSは、純ダンスを前提とした豊富なバリエーションと、ダンサーで振付家のKENTARO!!さんが作り出すオリジナル音源を駆使して、日常的でありながらも不思議な世界観を作り出す次世代型ダンスカンパニー。とりとめのない思いをダンスににじませ、「君の胸に届く、そして突き抜ける」をモットーに作品づくりを進めている。
今回は、ここ数年国内外の活動を共にしているダンサーが出演するほか、新たに国内外で活動している劇団「青年団」の木引優子さん、木佐貫邦子さんからコンテンポラリーダンスの指導を受け、ダンス集団「TABATHA」の工藤響子さんを加え、新作に挑む。主催はKENTAROCKERS。
ヒップホップやコンテンポラリーという単にダンステクニックだけではなく、KENTARO!!さん自作の音楽や言葉(セリフ)による独自の表現力で、エネルギーを持ったパフォーマンスを繰り広げる。
振付・音楽は、KENTARO!!さん。出演者は、KENTARO!!さん、横山彰乃さん、高橋萌登さん、服部未来さん、吉田拓さん、泊麻衣子さん、木引優子さん(劇団 青年団)、工藤響子さん(ダンス集団 TABATHA)。
東京ELECTROCK STAIRS主宰のKENTARO!!さんは「売りでもある運動量が豊富な踊る作品になるのは間違いないが、6月に上演した『東京るるる』で紡いだダークポップと独自の比ゆと音楽、そして客演に役者を加え、今までにない感触を生み出したい」と話している。
会場はKAAT神奈川芸術劇場中スタジオ。チケットは前売=一般3,000円・学生2,000円、当日=3,500円、リピーター(要予約)=1,000円。公演スケジュールは日程による。10月27日まで。