横浜で活動するクリエーターがギャラリーやアトリエ、事務所などの活動拠点を一斉公開するイベント「関内外 OPEN!5」が11月1日と2日に開催される。
同企画は、横浜都心部に拠点を置くアーティストや建築家、デザイナーなどさまざまなジャンルのクリエーターたちが制作の場を期間限定で公開し、仕事の様子や作品を見せたり、来訪者と交流するオープンスタジオイベント。5回目の開催となる今年は、新港・馬車道エリア、桜木町・野毛エリア、関内・吉田町エリア、若葉町・初黄・日ノ出町エリア、石川町・寿町エリア、元町・中華街・山下町エリアの44の拠点で200組を超えるクリエーターが参加する。
期間中は、トークイベントやツアー、ワークショップ、パフォーマンスなど、さまざまなイベントを開催。11月1日は「クリエイターが街に住むこと-シェアスタジオの可能性」と題し、国内各地でシェアスタジオの運営に携わるゲストを招いたシンポジウムを「ハンマーヘッドスタジオ 新・港区」(横浜市中区新港2)で行う。司会は情報サイト「東京R不動産」を運営するOpenAの馬場正尊さん。パネラーは「Hub Tokyo」の槌屋詩野さん、「co-lab」の田中陽明さん、「宇徳ビルヨンカイ」の佐々木龍郎さんほか。
2日には、「あなたにとってデザインとは?」をテーマに10組のクリエーターがそれぞれ10分間のプレゼンを行う「デザインピッチ」を実施。プレゼンターは、セグウェイジャパンの秋元大さん、クリエイティブ会社「ASOBOT」代表の伊藤剛さん、グラフィックデザイナーの居山浩二さん、照明デザイナーの岡安泉さん、デザインファーム「NOSIGNER」代表の太刀川英輔さんほか。会場はヨコハマ創造都市センター(中区本町6)。
事務局の杉崎栄介さんは「今年は『参加しやすさ』、『親しみやすさ』を念頭に、案内所を7カ所設置し、アテンド付きの『スタジオ見学ツアー』を復活させた。そのほか、イベントの受付場所である総合案内所(ヨコハマ創造都市センター)で参加者の作品集を展示している。まずは、総合案内所で事前情報をチェックし、各会場へ出発されることをお勧めする」と話している。
オープンスタジオの参加費は無料(イベントは一部有料)で、開催時間はスタジオ、イベントによる。問い合わせは事務局(ヨコハマ創造都市センター、TEL 045-221-0325)まで。