みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(横浜市西区みなとみらい5)で、世界のアニメーションを集めたショートフィルムを上映している。
今回のアニメーションプログラムでは、実写とアニメーションの融合作品からクレイアニメーション作品まで、アニメーション大国のチェコをはじめとする世界のアニメーションを紹介する。
上映作品は、大勢の人々がトラックに乗り込み、砂漠を越え、海を越える「ボン・ボヤージュ」(2011年、スイス)、孤独な落書きタイガーが失った愛を求めてプラハの街を歩き回る「グラフティ・タイガー」(2010年、チェコ)、3つのウソについての本当の物語「ウソ」(2008年、スウェーデン)など全5作品。世界4大アニメーションフェスティバルのザグレブ国際アニメーション映画祭をはじめ、ヴェネチア国際映画祭、ロカルノ映画祭など、各国の映画祭で上映された話題作を集めたプログラムになっている。
同館では、韓国映画の特集上映「K-Movie Festival」も開催中で、シアターカフェでは、「韓国風お好み焼き(チヂミ)」(500円)、「韓国風ホットケーキ(ホットック)」(350円)などのコラボメニューを限定販売している。
同シアター広報担当の高橋秀幸さんは「今回はさまざまな表現方法とハイクオリティーな物語を体感できる世界のアニメーションをラインアップ。作品『グラフティ・タイガー』では、プラハの街に描かれたグラフティアートにも注目いただけたら」と話している。
開館時間は10時~22時。火曜休館。チケットは大人・学生1,000円、小人(3歳~中学生)・シニア800円。アニメーションプログラムは11月27日まで。