横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で11月16日、環境活動に取り組む学生団体が日々の取り組みを発表し合う「ハマコン2013」が行われる。
同イベントは横浜を拠点に活動する学生たちによる「RCE横浜 若者連盟」の主催で、今年で3回目の開催。大学を超えた団体同士の交流や意見交換の場、さらには企業や行政とつながるきっかけとすることを目的に、2011年から実施されている。
当日は、横浜市内にキャンパスを持つ東京都市大学やフェリス女学院大学、明治学院大学、横浜市立大学、横浜国立大学とインカレの活動団体が参加予定。それぞれが日頃の取り組みや活動内容、成果などをプレゼンテーションし、質疑応答を行う。そのほか、グループセッションとしてフリーテーマや課題解決について話し合う場なども用意され、企業や行政、NPO法人からの審査員が選出する「ハマコン賞」、会場やホームページ上からの投票で選出する「会場賞」が設けられている。審査基準は周囲への影響や将来性、熱意、独創性など。
各賞の発表および表彰を兼ねた閉会式の後には、シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(中区相生町3)に会場を移し、参加者や来場者が交流を行う懇親会も。
RCE横浜若者連盟代表の石原裕一郎さんは「今年は独創性という審査基準を新たに設けている。過去2回ハマコンを行う中で似たような活動が増えてくる印象を受けているが、各大学で活動を行う地域が違うので、特徴ある活動ができるはず。だから今年はオリジナリティあふれる活動や企画を紹介してほしいと思っている。それによって参加者がそんな活動もあったのか、と新しい視点を得られ、活動の幅が広げられるのではと期待したい」と話す。
開催時間は10時30分~18時。入場無料(懇親会は学生1,000円、社会人2,000円)。途中での入退場や懇親会からの参加も可。
RCE横浜若者連盟は、持続可能な開発のための教育(ESD)に関する活動に取り組む地域活動「RCE横浜」の市内大学生のネットワーク。RCE横浜では、市内の大学や NPOなどと協力して「横浜RCEネットワーク推進協議会」を設置し、環境分野を中心としたそれぞれの活動をより活性化させるための活動に取り組んでいる。