政治家と若者がグラスを片手に気軽に語り合うイベント「VotersBar(ヴォーターズバー) Yokohama」が11月18日、シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)で開催される。
主催は若者と政治をつなぐイベントやプロジェクトを全国で展開しているNPO法人「YouthCreate」(東京都中野区)。ホームページ制作や政治イベント企画を手がけ、2013年7月の参議院選挙、同8月の横浜市長選でも投票率アップキャンペーン「センキョ割2@よこはま」を仕掛けた株式会社「ワカゾウ」の横浜事務所(中区相生町3)、NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」(同)が共催する。
「VotersBar」は、特定の政党や政治家を支援することのない、政治的に中立なイベント。政治家と話す機会が少ない若い世代を対象に、まず「政治に触れる最初の入り口」を提供したいと、YouthCreateが2012年11月に東京都中野区で初開催したのを皮切りに、愛媛県松山市、滋賀県草津市など全国でこれまでに6回開催されてきた。今回が7回目となる。
今回の「VotersBar Yokohama」には、7人の横浜市会議員が参加し、「10年後の横浜」をテーマにライトニングトークを展開する。その後、テーブルごとに分かれて地域について語り合う。
YouthCreate代表の原田謙介さんは、2008年4月、東京大学在学中に、20代の投票率向上を目指して学生団体「ivote」を結成。卒業後も「政治と若者をつなぐ」をコンセプトに活動を続け、2012年4月からはインターネットを利用した選挙運動の解禁に向けた「One Voice Campaign」を展開してきた。
原田さんは今回の試みについて「議員と一般市民と、両者がつながり、互いを知り、交流するそんな場を作りたいと思い企画した。近くにいるのに、出会うことが少ない両者が横浜の未来について語り合うことで、これからの地域をよくすることにつながっていけば」と、地域の政治との触れあう機会への参加を呼びかけている。
開催時間は20時~。参加費は大人=1,500円、学生=500円。詳細・参加表明はホームページから。