シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)で11月25日、浅野忠信さん出演映画の上映とトークショー「ヨコハマ浅野フェスティバル2013」が開催される。
今回は2012年に公開された映画「黄金を抱いて翔べ」を紹介。上映後に横浜出身の俳優・浅野忠信さんをゲストに迎えたトークショーを行う。
同作品は、ベストセラー作家の高村薫さんが1990年に発表し、第3回日本推理サスペンス大賞を受賞した犯罪小説を井筒和幸監督が映画化。6人の男たちが金塊240億円分の大胆不敵な強奪計画に挑むサスペンスストーリー。出演は、主演の妻夫木聡さん、浅野さん、桐谷健太さん、溝端淳平さん、チャンミンさん(東方神起)、西田敏行さん。
「黄金を抱いて翔べ」は、第27回高崎映画祭で井筒監督が監督賞、溝端さんが最優秀助演男優賞を受賞。そのほか、日刊スポーツ映画大賞でファン大賞受賞、第36回日本アカデミー賞ではチャンミンさんが新人俳優賞を受賞している。
浅野さんは役のイメージ作りに向けて、角刈りにも挑戦。昨年の「横浜 浅野フェスティバル2012」では、「映画『黄金を抱いて翔べ』は、自分にとって新たな一歩とも言える作品で、命がけで取り組んだ」と語っている。
シネマ・ジャック&ベティの梶原俊幸支配人は「昨年の初開催に続く、地元横浜で浅野忠信さんを応援する『浅野フェスティバル』。浅野さんのご厚意により実現した企画ですので、今年も多くの方にご来場いただければ」と話す。
開演は19時30分。チケットは前売券・当日券とも1,800円。前売券完売の場合、当日券の販売はなし。問い合わせははシネマ・ジャック&ベティ(TEL 045-243-9800)まで。
浅野さんは、1990年に松岡錠司監督の「バタアシ金魚」でスクリーンデビュー。近年では2003年に「地球で最後のふたり」で第60回ヴェネチア国際映画祭コントロコレンテ部門主演男優賞、2004年には北野武監督「座頭市」で第27回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、2009年には山田洋次監督「母べえ」で第32回日本アカデミー賞優秀助演男優賞などを受賞。
12月6日に公開する俳優キアヌ・リーブスさん主演の忠臣蔵をモチーフにした3Dアクション映画「47RONIN(フォーティーセブン・ローニン)」にも出演している。