横浜中華街で、おもてなしのイルミネーションイベント「Y154メモリアル春節燈花」が開催されている。
会期中は、中華街の各通りを暖かい提灯(ちょうちん)の光で演出。中華街全域(南門シルクロード、媽祖小路、蘇州小路、上海路、市場通り、中山路、香港路、福建路、北京小路、長安道、西門通り、北門通り、開港道、広東道、太平道、中華街大通り)に省エネ電球を利用した提灯125基、中華街大通りと関帝廟通りに6連の提灯14基を施し、礼節をもって中華街を訪れる人々をにぎやかにもてなす。
そのほか、山下町公園内のシンボルツリーであるけやきと中国建築様式の「會芳亭(かいほうてい)」をライトアップ。シンボルツリーを35,000球の華やかなLED電飾で飾りつけ、中国の神話・伝説に登場する8人の仙人「八仙」の図柄をモチーフにした「渡海図」の電飾パネルを設置する。渡海図は、七福神の「宝船の原型」で、春節やお祝いの席で飾ると福が訪れると言われている。
横浜中華街では11月30日まで、食の祭典「第6回『美食節』横濱中華街フ-ドフェスティバル」も開催しており、中華街を食べ歩きできるクーポンチケット「美食節 好吃(ハオツー)クーポン」の販売など、食の街をPRするさまざまなイベントを開催している。
横浜中華街発展会協同組合の根本嘉さんは「横浜中華街は提灯の優しい光の中でおめでたいムードに包まれている。山下町公園内のシンボルツリーのライトアップをはじめ、異国情緒あふれる中華街の夜を楽しんでもらえたら」と話している。
春節燈花の点灯時間は16時~23時、点灯は2014年2月28日まで。横浜中華街では、2014年1月31日から2月14日まで、中国の旧暦正月を祝う「2014春節」を開催する。