横浜市の音楽の祭典「横浜音祭り」の最終日となる11月30日、ひらがな商店街のアートスペース「と」(横浜市中区石川町3)で「よこはま手鳴らしオルゴールCafe」が開催される。
主催は、手で鳴らすことができる楽器を演奏する人たちのグループ「横浜てならし楽座」。手の上に乗るような小さい楽器から、持ち上げることが大変な楽器までユニークな音楽を奏でる人たちが集まっている。
当日は、ハンドルを回して風をつくり、その風で木の笛を鳴らす「手回しオルガン」に紙芝居を組み合わせたパフォーマンスを行う紀あささん、紙に穴をあけた「楽譜」をセットしたオルゴールを手で回して音を紡ぐ宮本由利子さん・たっこまんさんのユニットが、演奏とワークショップを行う。
紀さんは「てならし楽器は、手で回すだけで誰でも音が出せるとっても簡単な仕組みだが、優しい音が魅力。穴を開けたオリジナル楽譜を作るワークショップを行い、実際に演奏することもできる機会なので、ぜひ体験してほしい」と話している。
ワークショップ・演奏会は、12時~19時の間に6回開催。共に要予約。参加費500円。