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横浜市交通局が「市営交通イルミネーションバス」期間限定運行

港北営業所「市営交通イルミネーションバス」車内の様子

港北営業所「市営交通イルミネーションバス」車内の様子

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 横浜市交通局は、職員手作りによるクリスマス仕様の「市営交通イルミネーションバス」を期間限定で運行している。

横浜学園とのコラボによるイルミネーションバス(滝頭営業所)

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 横浜市交通局では、数年前にみなとみらい21地区で試験的に導入したイルミネーションバスをきっかけに、2012年から本格的に市内の全営業所で、クリスマス時期にちなんだイルミネーションバスの運行を実施している。

 運行台数は計15台(市内10営業所)。営業所は、保土ケ谷、若葉台、浅間町、滝頭、本牧、港南、港北、鶴見、緑、磯子。2014年1月7日まで毎日運行、12月25日以降はMM21地区運行「あかいくつ」のみの実施となる。

 滝頭営業所(横浜市磯子区滝頭3)では、横浜学園高等学校(磯子区岡村2)美術部の学生との共同企画によるイルミネーションバスを制作。昨年に引き続き、学生と滝頭営業所の職員が、バスの外観や天井、壁面を協力して飾り付けした。車内には雪だるまやトナカイ、サンタクロースなどをモチーフにした装飾が施されている。

 同学園美術客員教諭で、横浜丘の上美術館(磯子区岡村2)を運営する宮﨑末子(画壇名:宮﨑曠代)さんは、「今年は約15人の生徒が市営バスを『動くディスプレー(広告塔)』と捉え、役割分担で装飾に取り組んだ。このバスが横浜市と学校のPRとともに、地域住民の心を豊かにする温かいバスになればうれしい。今後も『美術教育と地域社会』をテーマに、生徒が実践的アートに触れる機会をつくり、地域に気持ちよく社会参加できる人材育成に貢献できれば」と話している。

 イルミネーションバスの装飾は全て職員による手作りで、各営業所それぞれのセンスが生かされた個性ある仕上がりになっているという。

 横浜市交通局自動車本部営業課の本田聡さんは「サラリーマンから『最終バスでイルミネーションバスに癒され、隣りに乗り合わせた人と楽しい会話が生まれた』など、感謝や励ましの声をいただいている。職員の手作りバスが、皆様に心温まる雰囲気をお届けできれば本当にうれしく思う。イルミネーションバスは限定車両の運行だが、遭遇するのを楽しみにしてほしい」と話している。

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