横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)で1月11日、大さん橋の前身の鉄桟橋が完成して120周年を迎えるのを記念して、書き初めイベント「百二十の寄せ書初め」が開催される。
鉄桟橋は、横浜港最初の築港工事として1892年に着工され、1894年3月31日に落成。幅約19メートル、長さ約457メートルの当時の最先端の技術で作られた近代埠頭だった。現在のターミナルは2002年に完成。大型客船が多数出入りする横浜港の玄関口として親しまれている。
当日は、その場で発表されるテーマに沿って、先着120人の参加者が半紙に書き初めを行う。横3.6メートル・縦1.8メートルの台紙の中央に書道家・蓮水さんが一文字書きを描き、周りを取り囲むように参加者の作品を配置して寄せ書きを作る。完成した寄せ書きは、出国ロビー入り口に展示予定。
横浜港大さん橋国際客船ターミナルの金木伸浩さんは「大さん橋や横浜、みなさんの未来を書初めでぜひ表現してみてほしい。当日は、寄せ書初め以外にも自由に書初めを体験いただける時間も設けている。観光でお越しのお客様も、記念に是非ご参加いただければ」と話している。
開催時間は14時~16時(13時30分受付開始)。参加無料。問い合わせはイベント事務局(TEL 045-642-4857)まで。