創業55年の丸栄タオル(愛媛県今治市)が1月21日、横浜元町クラフトマンシップストリートに工場直営のタオルブティック「今治浴巾」をオープンした。
「今治タオル」は、四国タオル工業組合が定める品質基準に合格したタオルが商標として使うことが許されるブランド。丸栄タオルは1958年創業で、「肌触りの良さ」「綿に触れてるようなフワフワ感」などの素材感を大切にしている老舗のタオルメーカー。同店は、関東圏内では銀座、丸の内に続き3店舗目となる。
店舗面積は105平方メートルで工場直営店舗の中では最大。店内のディスプレーでは、「タオルを手に取って触ってもらいたい」と利用客の目線に入りやすいようタオルをつるすなどの工夫をしている。
商品は、日々の生活シーンや使い方に合わせてさまざまなパターンを用意したタオルやハンカチのほか、バスローブやエプロン、ベビー用品などを取りそろえている。自社ブランドの「イデア・ゾラ」や、ベルギー出身の世界的デザイナーとのコラボレーション商品「クリス・メスタ」などデザイン性が高い商品が人気を集めている。価格は、ミニハンカチ(525円~)、フェイスタオル(1,575円~)など、高品質ながらリーズナブルな価格帯となっている。
元町への進出理由について同社東京オフィスマネージャーの西原博史さんは「元町は歴史が古く、情緒豊かで独特な文化があり魅力的な街。工場直営店の強みを生かし、横浜の嗜好や生活に合わせた商品を開発し、提案していきたい。使えば使うほど肌になじんでくるタオルのように、横浜・元町ならではの店を目指していきたい」と意気込みを見せた。
オープニングフェアとして、3,000円以上の購入で「今治浴巾」ハンカチタオルをプレゼントする(限定500枚)。営業時間は11時~19時30分。