帆船日本丸・横浜みなと博物館(横浜市西区みなとみらい2)で1月25日から27日まで、「帆船日本丸進水記念祭」が開催される。
帆船日本丸は、1930年に船員養成のために建造され、1月27日に進水84周年を迎える。また、1985年に国指定重要文化財としてみなとみらい21地区、旧横浜船渠(せんきょ)1号ドックに係留され船内の公開を始めてから4月28日で29周年を迎える。
記念祭では、帆船日本丸の誕生日を祝うさまざまなイベントを企画。26日は、帆船日本丸と横浜みなと博物館を特別に無料公開し、乗船した先着1,000人に日本丸の焼印入りの餅をプレゼントする。
横浜みなと博物館で、キッズのためのクイズラリーと船のおりがみ教室(25日)、サンデーペーパークラフト教室(26日)を実施。そのほか、日本丸ドック周辺でフリーマーケットやロックコンサートも開催する。
帆船日本丸記念財団・JTB共同事業体広報担当の島宗美知子さんは「船が初めて海に浮かぶ進水は船の誕生日。横浜みなと博物館で開催している『横浜の帆船日本丸』募集写真展、近隣の幼稚園や保育園の子どもたちによる『帆船日本丸お誕生日お祝いボード』もご覧いただければ」と話している。
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(1月27日は特別開館)。帆船日本丸・横浜みなと博物館の共通券=高校生以上600円、小中学生・65歳以上300円。小学生未満は無料。1月27日まで進水記念日キャンペーンとして、帆船日本丸・横浜みなと博物館それぞれの単独券も販売する。