横浜高速鉄道(横浜市中区元町1)は2月1日、みなとみらい線「みなとみらい駅」(西区みなとみらい3)を中心に「みなとみらい線開通10周年記念イベント」を開催する。
みなとみらい線は、2004年に横浜~元町・中華街間の開通と東急東横線との相互直通運転を始め、2月1日で開通10周年を迎える。昨年3月16日には、横浜高速みなとみらい線、東急東横線、東京メトロ副都心線、西武有楽町線・西武池袋線、東武東上線の5社相互直通運転がスタート。横浜への来訪者が大幅に増加した。
2月1日は、みなとみらい駅・改札外コンコース「みらいチューブ」でさまざまなイベントを実施する。内容は、みなとみらい線開通10周年記念乗車券の発売(500円、750枚限定)、6編成のNゲージジオラマの運転体験ができる「鉄道ジオラマ」、写真家の中村年孝さんがみなとみらい線沿線で撮影した約1,000人の笑顔を紹介する「みんなと未来線×中村年孝 HappyFacePhoto」など。
そのほか、こども制服撮影会、みなとみらい線駅構内探検ツアー、原鉄道模型博物館収蔵品展示などを開催する。横浜マリンタワーでは、同日17時より1日限定でみなとみらい線カラーの特別ライトアップを行う。
「みんなと未来線×中村年孝 HappyFacePhoto」は、2月1日の展示を皮切りに、2月3日から27日まで、沿線6カ所(横浜マリンタワー2階、横浜赤レンガ倉庫2号館、横浜銀行 元町支店、クロスパティオ、横浜港大さん橋国際旅客ターミナル2階、ローズホテル横浜)で分散展示する。
2月16日には、特別イベント列車「みんなと未来号」を運行し、参加者は記念撮影や運転台見学、 東急東横線・元住吉車庫内の体験乗車ができる。定員は60組120人。応募締切は2月2日。
横浜高速鉄道の鶴岡正宏さんは「みらいチューブでは、ファミリーで楽しめる体験型イベントをたくさんご用意して皆様をお迎えする。みなとみらい線は、これからもヨコハマの街の発展とともに魅力あふれる鉄道路線として走り続け、安全を最優先に快適で利便性の高いサービスを提供していく」と話している。
横浜高速鉄道は2012年、みなとみらい線みなとみらい駅構内にアートギャラリー「サブウェイギャラリーM」をオープン。昨年より、東京のおでかけ情報サイト「レッツエンジョイ東京」を運営するぐるなび(東京都千代田区)と連携した横浜エリアのおでかけガイドアプリ「横浜100ガイド」の配信を開始している。