崎陽軒（横浜市西区高島2）は1月24日から、バレンタインに向けた焼き菓子「ひょうちゃんサブレ ココア」を期間限定で販売している。

　ひょうちゃんは、1955年より同社のシウマイ弁当の箱に入っている、白いひょうたん型の磁器製しょう油入れのキャラクター。今回は、同社オリジナルのバレンタインデーギフトとして、ひょうちゃんをかたどった焼き菓子「ひょうちゃんサブレ 」の期間限定フレーバー「ひょうちゃんサブレ ココア」を販売する。

　同商品は、サックリとしたココアの風味が特徴で、パッケージは、表面がプレゼント、裏面がハートを持った2つのパターンのひょうちゃんをデザイン。個包装フィルムは、崎陽軒の販売員「シウマイ娘」の赤い制服を着た「ひょうちゃん」をプリントしている。

　価格は10枚入500円。販売店舗は神奈川・東京を中心とした約150店舗。2月14日まで。

　崎陽軒の広報・マーケティング部の若林隆三さんは「ココア風味のひょうちゃんサブレの販売は初めて。崎陽軒ならではのバレンタインギフトを大切な人に贈っていただければ」と話している。

　ひょうちゃんは、漫画家の横山隆一さんが、しょう油入れに「目鼻をつけてあげよう」とさまざまな表情を描いたのがはじまりで、「ひょうちゃん」の名付け親も横山さん。2003年より横山さんによる3代目のひょうちゃんが利用されている。