シングルマザーが共同で子育てするシェアハウス「ペアレンティングホーム金沢文庫」が横浜市金沢区に3月に誕生する。2月11日、16日に現地で入居希望者向けの説明会が行われる。
ペアレンティングホームは「子育ても仕事も楽しく両立するシェアハウス」という理念のもと、2012年3月に川崎市高津区で運営を開始。現在は2つのシェアハウスを運営中だが、両施設ともに満室だという。
今回は、木造2階建ての3LDKの物件を改装してシングルマザー限定の「ペアレンティングホーム」とする。寝室用の個室3室と、広めの共有キッチンスペース、庭にはデッキテラス、そして母親が自宅に戻っても集中して仕事が出来るようにと書斎も用意。家賃は月7万2千円~8万2千円、共益費月3万円。専用の研修を受けたベビーシッターが週1回程度、子どもの遊び相手や入居者向けの夕食を提供してくれる。入居開始日は3月21日の予定。
同シェアハウスを企画した一級建築士事務所 秋山立花の秋山怜史さん(横浜市中区相生町3)は「シングルマザー同士助け合えるような暮らし方があり、ペアレンティングホームを通じて生活がもっと豊かになるということを知ってほしい」と話す。
入居者説明会は、2月11日14時と16日15時から行われる。申込方法など詳細はペアレンティングホームフェイスブックページで。