横浜みなとみらいホール(横浜市西区みなとみらい2)で2月15日、アメリカ最古のオーケストラ「ニューヨーク・フィルハーモニック」のコンサート公演が行われる。
ニューヨーク・フィルハーモニック(以下、NYフィル)は、1842年に創設されたアメリカ最古のオーケストラ。グスタフ・マーラー、アルトゥーロ・トスカニーニ、レオポルト・ストコフスキー、レナード・バーンスタインら、20世紀を代表する音楽家たちがかつて音楽監督としてNYフィルを育てた。今回は5年ぶりの来日ツアーで、横浜公演でフィナーレを迎える。
指揮は、2009年からNYフィルの音楽監督を務めるアラン・ギルバートさん、ピアノはジャズピアニストの小曽根真さん。
曲目は、C. ラウス「狂喜」、G. ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」、P. チャイコフスキー「交響曲第5番 ホ短調 Op.64」。
音楽ライターの片桐卓也さんは「指揮者ギルバートが力を入れて紹介し続けているアメリカの作曲家クリストファー・ラウスの『狂喜』は、まさに現代アメリカの今を感じさせる管弦楽曲。この多様性こそがニューヨーク・フィルハーモニックの魅力、ニューヨークという都市をバックグラウンドにするオーケストラの魅力。ニューヨークという華やかな都市を体現するオーケストラの来日公演にご期待いただければ」とコメントしている。
会場は横浜みなとみらいホール 大ホール。15時開演(開場14時20分)。チケットは、S席=28,000円、A席=25,000円、B席=20,000円、C席=15,000円、D席=9,000円。問い合わせは横浜みなとみらいホールチケットセンター(TEL 045-682-2000)まで。