角川マガジンズが発行する雑誌「横浜ウォーカー」と関東学院大学は2月16日、横浜を楽しく学ぶ特別公開講座「横浜学~ヨコハマ・再発見=Yokohama Trivia~」を開催する。
同講座は、これまでに横浜の港、文学、シルク、スポーツをテーマに開催されてきた一般向け無料講座シリーズ。5回目となる今回のテーマは「横浜の建築と、その活用」。講師に関東学院大学建築・環境学部教の関和明教授、象の鼻テラス・アートディレクターの岡田勉さん、横浜ウォーカーの鷹取祐子編集長の3人を招き、幕末・明治の建築デザインが現在の横浜の建造物に与えた影響から、将来の横浜の建築の過去・現在・未来を解説する。象の鼻テラスの活用法や、景観・観光の側面から見た横浜の建築の魅力を学ぶことができる。
「横浜学」は、創刊15周年を迎えた横浜ウォーカーと、129年の歴史がある大学が「横浜再発見」をコンセプトに、横浜の街をさまざまな角度から掘り下げて、「ハマの魅力」に触れることを目的に開催。1回完結型の講座で、多彩な分野の講師陣による講義とパネルディスカッションを、大学の講義と同じ90分間で受講できる。
横浜ウォーカー編集長の鷹取さんは、「エリアに根ざし、新施設やイベント、ムーブメントなどを追う取材活動を通じて得た情報を地域に還元する、全国ウォーカー誌でも珍しい試み。学業への門戸を広げ、地元の教育機関である関東学院とともに、横浜を一層盛り上げていきたい」と話す。
関東学院大学広報室長の山野香さんは「横浜の街と人へ『知』で恩返しがしたい。地域への大学の『知』の還元による地域貢献の試みのひとつとして『横浜学』をスタートした。これからも、地域の教育機関として、地域や地域の企業と連携した様々な取組みを進めていきたい」と話している。
開催時間は13時~14時30分。会場は、KGU関内メディアセンター(横浜市中区太田町2)。参加費は無料。申込方法・詳細は特別公開講座「横浜学」のホームページより。