横浜市本牧地区センター(横浜市中区本牧原16)で3月3日、保育者柴田愛子さんの講演会「子どもこそ未来」が開かれる。入場無料。
同講演会は、本牧地区センターを拠点に活動する子育て支援グループ「まま力の会」が主催する。
講師で幼児園「りんごの木」(都筑区見花山12)代表の柴田愛子さんは30年間「子どもの心に寄り添う」を基本姿勢にしてきたベテラン保育者。私立幼稚園に勤務した後、1982年に仲間とともに一軒家を利用した幼児園「りんごの木」を創設した。現在2歳から5歳まで、110人の子どもが通っている。
講演会では、子どもの視点に立った独自の保育観で多くの実績のある柴田さんが、育児中にぶつかるさまざまな悩みと、その解決方法などについて語る。
講座を主催する「まま力の会」代表の竹井裕香さんは「たくさんの親子を見てきた柴田さんの言葉には、うんうんとうなずくことが多く、自然と心が晴れてくる気がする。『自分の子育てってどうなの?』とか『子どものこんな行動に困っている』などの悩みを持つお母さんにぜひ来てもらいたい。何か気づくこと、心に残る言葉が聞けると思う」と話している。
当日の会場は和室で、子育て中の親がリラックスして話を聞けるように配慮している。別室に託児スペースも用意し、保育も受け付けている。参加費は保育費として500円(申し込み制、先着20人)。開催時間は10時~12時。申し込み・問い合わせは本牧地区センター(TEL 045-622-4501)まで。
まま力の会は2013年3月に本牧地区センターを拠点に発足した子育て世代による子育て支援グループ。子育ての悩みを解決し、世代を超えて育児の楽しさを伝えたいとイベント開催や街歩きなどの活動を行っている。