横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で3月29日から、春のフラワーイベント「FLOWER GARDEN 2014」が開催される。
今年は、デンマーク・コペンハーゲン出身の人気フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさんの総合プロデュースによる、「融合~Marriage~」をテーマにしたさまざまな庭園が登場する。
986平方メートルのガーデン敷地に、「和」と「北欧」の融合、「前衛的なデザイン」と横浜赤レンガ倉庫がもつ「歴史」との融合、フラワーガーデンとそこを散策する人々の融合など、さまざまな融合を独自のスタイルで表現。横浜赤レンガ倉庫のレンガをイメージしたスクエアスペースに、シンプルかつダイナミックなガーデンを演出する。日没後は、フラワーガーデン全体がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。
28日には、11時30分よりオープニングイベントを実施。バーグマンさんがPOPSユニット「sources」によるバイオリンとピアノの生演奏に合わせた即興フラワーアレンジメントを行う。パフォーマンスではイベントのテーマ「融合~Marriage~」を取り入れ、バーグマンさんが通常扱っている生花に鉢花を融合させたユニークなデザインの作品を制作する。
横浜赤レンガ倉庫館内では、バーグマンさんの代表作であるフラワーボックスを赤レンガ倉庫仕様で限定販売するほか、館内の各店舗でイベントと連動した春らしいメニューやグッズを販売する。
横浜赤レンガ倉庫の青木宏介さんは「毎年春に開催している『FLOWER GARDEN』は、開館のアニバーサリーを花でお祝いし、お客様への感謝の気持ちを伝えるためにスタートした。海・港・リノベーションされた倉庫など、バーグマンさんの故郷であるコペンハーゲンと共通項の多い横浜で、故郷の風景を重ねながら創り上げた、バーグマンさんの現在(いま)をお楽しみいただけたら」と話している。
ライトアップは18時~24時。入場無料。4月20日まで。
バーグマンさんは、フラワーデザインをはじめ、ファッションやデザインの分野で世界有数の企業との共同デザインプロジェクトを手がける著名なフラワーアーティスト。ヨーロピアンスタイルをベースに、北欧のテイストと日本の感性を組み合わせた独自のスタイルで、ディスプレーという枠を超えたデザイン性の高い作品を生み出している。
バーグマンさんが世界各地で手がけた屋外でのガーデンプロジェクトの中で、今回の「FLOWER GARDEN 2014」が過去最大規模のガーデンとなる。