世界的な鉄道模型の製作・収集家である原信太郎さんの鉄道模型コレクション約1,000両を展示する「原鉄道模型博物館」(横浜市西区高島1)で3月29日、春休みイベント「きかんしゃトーマスがいちばんテツモを走る!」が始まった。
「ガラス電車」の愛称で親しまれたドイツの観光用電車「DB491形」
期間中は、イギリス生まれの人気アニメーション「きかんしゃトーマス」に登場する「トーマスとそのなかまたち」が、一番ゲージ(縮尺約1/32)の室内の鉄道ジオラマとしては世界最大級の面積(約310平方メートル)の一番ゲージジオラマ「いちばんテツモパーク」を走行する。車両は、イギリスの撮影で実際に使われていた本物のモデルで、走行時間やキャラクターは日程による。
館内の多目的ルームでは、春休み企画展「O-GAUGE MODEL SPECIAL」を開催しており、「ガラス電車」の愛称で親しまれたドイツの観光用電車「DB491形」など、これまで展示のみだった同館所蔵の「Oゲージ」模型(縮尺 1/40-45、レール幅)が初めて走行している。
春休みイベント「きかんしゃトーマスがいちばんテツモを走る!」、企画展 「O-GAUGE MODEL SPECIAL」ともに4月7日まで。
原鉄道模型博物館の生悦住淳平さんは「原鉄道模型博物館から春休みのプレゼントとして、子どもたちに大人気の『きかんしゃトーマス』のイベントを企画した。どのキャラクターが走行するかは、ご来館いただいてからのお楽しみ。GWイベントとして、4月26日からプラレールトーマスで遊べる『きかんしゃトーマス ミニギャラリー』も登場するので、何度でも足を運んでほしい」と話している。
開館時間は11時~18時(最終入場17時30分)。火曜休館(祝日の場合は翌日)。料金は大人1,000円、中学・高校生700円、小人(4歳以上)500円。4月1日・29日は営業。
同館では4月1日から、海外からの来館者に向けた新たなサービスとして、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語の7カ国語に対応した「モバイルガイドサービス」を開始。来館者は自身のスマートフォン、タブレット、または無料貸出端末を使い、館内展示物の7カ国語解説サービス(無料)が受けられる。