大岡川桜桟橋(横浜市中区日ノ出町2)と蒔田公園(横浜市南区宿町1)から出艇する手漕ぎ花見クルーズが、4月5日・6日の「大岡川桜まつり」に合わせて開催される。
大岡川流域で活動する「大岡川川の駅運営委員会」「流域連携よこはま」「水辺荘」の3つの市民団体が今年初めて共同開催。Eボート(10人乗りの大型ボート)やモーターボートに乗り、花見を楽しむことができる。
コースはモーターボートで大岡川桜桟橋を出発し、大岡川を下り、みなとみらい周辺を巡って桜桟橋に戻る「さくら祭り乗船大会」(5日・6日両日、中学生以上500円、小学生以下無料)、大型の手こぎボートで桜桟橋~みなとみらい~桜桟橋と巡る「e-boat桜クルーズ」(5日のみ、1,000円)、桜祭りを同時開催している2つの区(中区・南区)を結ぶ片道クルーズ「桜シャトル便」(6日のみ、中学生以上1,000円、小学生以下500円)、桜桟橋の周辺を遊覧する「e-boat大岡川ディスカバリー号」(6日のみ、中学生以上500円、小学生以下300円)の4種類。
水辺荘の岩本唯史さんは「手漕ぎボートでのクルーズは、川沿いの桜並木を水面ぎりぎりから観賞できるのがポイント。水面に浮いた桜の花びらが手に届くくらいの距離なので、都市と自然との一体感が味わえる。このクルーズを通して、こんな都会にも桜桟橋という素敵な桟橋があることを多くの人に知ってもらいたい」と話す。
大岡川桜まつりは、太田橋から都橋にかけての大岡川周辺で毎年開催されているお花見イベント。期間中は大岡川沿いの桜並木に沿って露店や屋台が出店し、両岸の町内会・商店会がさまざまな催しを行う。
クルーズの予約は当日現地で随時受け付ける(桜シャトル便は予約終了、当日キャンセル待ち受付あり)。詳細は「大岡川桜まつり」ホームページで。