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JICA横浜で「ブラジル・サッカーのサムライたち」-日系名選手を紹介

田中マルクス闘莉王選手が2010年W杯決勝トーナメント・パラグアイ戦で着た代表ユニホームも展示する

田中マルクス闘莉王選手が2010年W杯決勝トーナメント・パラグアイ戦で着た代表ユニホームも展示する

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 JICA横浜海外移住資料館(横浜市中区新港2)で現在、特別展示「ブラジル・サッカーのサムライたち -日系スーパープレーヤー列伝」が開催されている。

27枚のパネルで日系プレーヤーの知られざる活躍を紹介する

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 展示では、ネルソン吉村さんやセルジオ越後さんらブラジルや日本で活躍した日系ブラジル人選手、ラモス瑠偉さんや三都主アレサンドロさんら日本に帰化したブラジル人選手、15歳で単身ブラジルに渡り名門サントスで活躍した三浦知良選手などを紹介。

 また、スクリーンでは、サントスFCでプレーしていた日系三世のアレシャンドレ・デ・カルヴァーリョ・カネコさんが生み出した必殺技「ランブレッタ」の映像や、日本を代表するサッカーカメラマンの今井恭司さんがブラジル現地で撮影し、随時送ってくれているというW杯の最新試合写真を映写している。

 1908年からの移住当初は野球に熱中しサッカーをしなかったため、長く「サッカー下手」を指す言葉として使われたという「ジャポネース(日本人)」。ブラジルで生まれ育ち、ブラジルの文化を身につけた二世以降、徐々にサッカーを楽しむ人が増え、名選手が生まれていったという。

 JICA横浜海外移住資料館広報担当の清水優子さんは「日系の選手が日本のサッカー界に貢献してきた歴史について少しでも知っていただければ」と話している。

 同館では6月18日の「海外移住の日」にちなみ、22日までブラジルコーヒーの試飲会(11時~16時)や日本・ブラジル移民カルタ大会(10時~16時)、「銀ブラ(銀座でブラジルコーヒーを飲む)」の由来となった「銀座カフェーパウリスタ」のパネル展示も行っている。

 開館時間は10時~18時(最終入場17時30分)。月曜休館。展示は7月21日まで。

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