人気フォークデュオ「ゆず」の新曲ジャケットをモチーフにした大看板が7月18日、イセザキ・モール4丁目の多目的ライブハウス「クロスストリート」前(横浜市中区伊勢佐木町4)に設置された。
「ゆず」は、伊勢佐木町の路上ライブからメジャーデビューを果たした横浜出身の人気アーティスト。今回、「ゆず(北見川潤子&ムーチョ小岩沢)」名義のデジタルニューシングル「夜霧の伊勢佐木町~愛の真世界編~」のネット配信を記念し、ゆず命名の多目的ライブハウス「クロスストリート」前に期間限定でオリジナルボードが設置された。
同看板のモチーフになった新曲「夜霧の伊勢佐木町~愛の真世界編~」は、昭和の懐かしさ漂うデュエットソング(詩・曲:北川悠仁)。ゆず12枚目のアルバム「新世界」の初回限定特典CDに収録されていた同名楽曲をベースにアレンジを加えた楽曲。伊勢佐木町を舞台に山下埠頭や馬車道、相生町など地元の地名が歌詞に多く取り入れられている。
北川悠仁さんが女装姿で扮(ふん)する「歌唄い」北見川潤子と、岩沢厚治さん扮する「ギター弾き」ムーチョ小岩沢は、2002年に発売されたシングル「恋の歌謡日」のミュージックビデオに登場した話題の仮装キャラクター。現在14都市でツアー「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界」を開催中のゆずが、同ツアー内で12年ぶりにムード歌謡の雰囲気漂うデュエット「潤子&ムーチョ」を復活させた。
イセザキ・モール1・2St.の加藤昇一理事長は「イセザキ・モールにまた新名所が誕生した。iTunes(アイチューンズ)でも配信中の『夜霧の伊勢佐木町』は懐かしいムード歌謡メロディーなのでぜひ聞いてほしい」と話している。
「夜霧の伊勢佐木町」オリジナルボードは年内限定設置の予定。