横浜で活動する4人の写真家による写真展「Freeze Frames」が8月10日から、築47年のビルをアートリノベーションしたシェアスペース「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)で開催される。
参加作家は、ピンホールカメラなどを使って街を歩きながら撮影する秋山直子さん、エディトリアルやグラフィックデザイン、アートプロジェクトの空間構成など領域を限定しない活動に取り組みながら写真作品の制作を続ける阿部太一さん、ポートレートやアーティスト写真、料理の撮影を中心に活動する海保竜平さん、金属の職人の世界を通して手作業の文化をテーマに撮影している「Metal Artists」シリーズなどの作品制作を行うJun Ishikuraさん。
横浜を中心に活動する4人の若手作家の写真を紹介する同展は、8月1日に開幕した現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ2014」の応援プログラムとして開催される。会期前日の9日19時からオープニングパーティーも実施。作家4人によるトークセッションも行われる。
写真展をコーディネートしたシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」を運営する五十嵐洋志さんは「会場は昭和42年に建てられた古ビルの事務所スペース4室をアーティストたちの手で改装した約200平方メートルのアートスペース。アーツコミッション・ヨコハマの芸術不動産事業『芸術不動産リノベーション助成』を受けて再生したこの空間を4人の写真家がどう彩るか、お楽しみに」と話している。
開催時間は12時~21時。8月17日まで。入場無料。