関内駅近くの「大通り公園」(横浜市中区万代町)で、第6回「大通り公園 納涼ガーデンまつり」が開催されている。
同イベントは「涼風の中で過ごす夏の夕べ」がテーマ。今年は「東アジア文化都市2104横浜」にちなんだ日本・中国・韓国の料理と、東北復興支援をテーマにした東北名物などを提供する。主催は、地域の町内会や横浜市などによる大通り公園納涼ガーデンまつり実行委員会。
期間中は、公園内に設けられたステージで、演奏やダンスなどが行われる。13日は中国雑技のパフォーマンス、フォークデュオ「N.U.」のライブなど、14日はカン ジョンヨンさんの韓国民謡、韓国のアイドル新人歌手賞を受賞した「Ledapple」のライブ、乾 英里香さんのライブ、15日はテコンドー演武、YOKO舞踊団ベリーダンサーズのダンス、「Ledapple」のライブが行われる。
また、2009年に横浜市と韓国・仁川広域市がパートナー都市締結をしたことを契機に始まったキャンペーン「ヨコハマ・モシッソヨ!」もタイアップ企画として開催される。中区福富町周辺の韓国料理店の協力により、会場内に韓国料理を提供するブースが出店する。
横浜市文化観光局コンベンション振興課長の小泉宏さんは「涼しい自然の風に吹かれながら横浜の夕べを楽しみませんか」と話している。
会場は大通り公園 石の広場周辺。開催時間は17時~20時30分。入場無料。15日まで。
大通り公園は、1978年9月に開園。公園がある土地は、江戸時代初めまで入り海で、幕府の新田開発奨励にこたえて1656年に吉田勘兵衛が埋め立てを行い、吉田新田と呼ばれるようになったエリア。公園は全長1.2キロ、幅30~40メートルで、「石の広場」などの3つのゾーンで構成。ヘンリー・ムーアやオーギュスト・ロダンなどの彫刻作品などが配置されている。