横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)などで8月から、横浜で活動するグラフィックデザイナーと地元企業によるコラボ商品5種類が発売されている。
横浜をイメージしたオリジナルフォント「濱明朝体(仮)」を使ったうちわ
ラインナップは、横浜発祥のナポリタンを復刻版「清水屋ケチャップ」で作った「横濱ナポリタン」(横濱屋本舗、369円)、楕円の缶を並べると男の子と女の子が出会う絵柄となっている「ヨコハマドロップ」(エクスポート、320円)、横浜をイメージしたオリジナルフォント「濱明朝体(仮)」を採用したうちわ「浜風」(エクスポート、286円)、横浜をテーマにデザインしたマスキングテープ「ヨコハマークス」と「ヨコハマさん」(光画コミュニケーション・プロダクツ、300円)。価格はすべて税別。
「横濱ナポリタン」と「ヨコハマドロップ」は天野和俊さん(天野和俊デザイン事務所)、うちわ「浜風」は「濱明朝体(仮)」のフォント開発を手がける両見英世さん、マスキングテープ「ヨコハマークス」は磯部有規さん(cell division)、マスキングテープ「ヨコハマさん」は加藤朋子さん(共同アトリエ/Tomoko Kato Illustration Atelier)がデザインを担当した。
アーティスト・クリエーターに向けた相談窓口の設置や創造的な活動への助成などに取り組むヨコハマ創造都市センター(YCC、中区本町6)が横浜ならではの商品開発に実績のある企業に声をかけ、専門家による審査会でデザインを決定したという。
横浜市芸術文化振興財団・ヨコハマ創造都市センター担当の杉崎栄介さんは「横浜には、多くのデザイナーが集まり始めている。 彼らを街と繋げ、活躍の場を作っていくのが私たちYCCの仕事。 今回、地元企業さんにご協力いただき、トリエンナーレにあわせて、 とても素敵な商品が生まれた。 港町・横浜の新たな風になることを期待している」と話している。
販売場所はヨコハマ創造都市センター、「ヨコハマトリエンナーレ2014」の「新港ピア オフィシャルショップ」、横浜ランドマークタワー69階のタワーショップ、横浜赤レンガ倉庫1号館赤レンガ デポ、大さん橋エクスポート、横浜マリンタワー2階ショップ、横浜人形の家ミュージアムショップ、神奈川県立歴史博物館ミュージアムショップ、市内文化施設など。