横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で11月8日、環境活動に取り組む学生団体が日々の取り組みを発表し合う「第4回横浜学生環境活動コンテスト(ハマコン2014)」が行われる。
同イベントは横浜を拠点に活動する学生たちによる「RCE横浜 若者連盟」の主催で、今年で4回目。大学を超えた団体同士の交流や意見交換の場、企業や行政とつながるきっかけとすることを目的に、2011年から実施されている。
当日は、横浜市内にキャンパスを持つフェリス女学院大学エコキャンパス研究会、明治学院大学エコキャンパスミーティング、横浜市立大学環境ボランティア「StepUp↑」、横国エコキャンパスプロジェクト(横浜国立大学)とYokohama Future Labo.(横浜国立大学・横浜市立大学)が参加。それぞれが日頃の取り組みや活動内容、成果などをプレゼンテーションし、質疑応答を行う。そのほか、グループセッションとしてフリーテーマや課題解決について話し合う場なども用意され、企業や行政、NPO法人からの審査員が選出する「ハマコン賞」、会場やホームページ上からの投票で選出する「会場賞」が設けられている。審査基準は周囲への影響や将来性、熱意、独創性、地域性など。
各賞の発表および表彰を兼ねた閉会式の後には、シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(中区相生町3)に会場を移し、参加者や来場者が交流を行う懇親会も。
RCE横浜若者連盟代表の松永拓樹さんは「今年の着眼点は『環境』と『社会』。学生の行う環境活動が内輪で終わらず社会に対して影響を与えられているかを新しい評価の基準とし、特別企画では実際に環境共生を行うための街づくりワークなど行う予定。ただ活動を行うのではなく、それを社会にアピールし、認めてもらい輪を広げることが今後大切になってくる。だからこそ、このハマコンの場を大いに活用し、横のつながりをたくさん広げてもらいたい」と話す。
開催時間は13時~18時10分。入場無料(懇親会は学生1,000円、社会人2,000円)。途中での入退場や懇親会からの参加も可。
RCE横浜若者連盟は、持続可能な開発のための教育(ESD)に関する活動に取り組む地域活動「RCE横浜」の市内大学生のネットワーク。RCE横浜では、市内の大学や NPOなどと協力して「横浜RCEネットワーク推進協議会」を設置し、環境分野を中心としたそれぞれの活動をより活性化させるための活動に取り組んでいる。