パンタグラフ(横浜市神奈川区神奈川2)で11月7日から、アーティスト・石川さやかさんの初個展が開催される。
パンタグラフは、広告美術や立体アニメーションの制作を行うアーティストユニットで、1998年に共同アトリエ「studio BIG ART(スタジオ・ビッグアート)」として活動を開始。2007年に名称を「PANTOGRAPH」と改名し、立体造形工房、シェアアトリエ、撮影スタジオの運営を開始した。ユニット名と同名の撮影スタジオはアーティストやクリエーターが入居するビルの1階で、ギャラリーとしても活用している。
パンタグラフのスタッフで今回個展を行う石川さんは、1991年静岡生まれ、2014年筑波大学芸術専門学群総合造形領域卒業。「憎くて、ちょっと愛らしい」をテーマに立体作品やコマ撮りアニメーションの制作を行ってきた。
メーン作品となる「自分開放宣言」は、陶芸作品の「おっぱい星人」がさまざまな表情で芝生の上に並ぶもの。石川さんは「人間の持っているいじわるなところや本当は持っているいろんな思いを、『かわいい』というキーワードで外に出すことができたら」と話している。
そのほか、会場では新旧の立体作品やアニメーション作品を展示・販売。ポストカードやシールなどのグッズも販売する。
開場時間は11時~19時(金曜・土曜・日曜・祝日のみ)。入場無料。11月24日まで。