アパホテルなどを運営するアパグループ(東京都港区)が2月25日、海岸通団地(北仲通北地区B-2地区、横浜市中区海岸通5)に37階建て(高さ約128メートル)の大型タワーホテルを建てると発表した。
建設予定地は2012年12月に解体された「万国橋ビル」の跡地を含む公簿面積8,238平方メートルで、UR都市機構(横浜市中区)の入札でアパマンションが取得。みなとみらい線馬車道駅から徒歩3分の好立地や景色の良さを生かし、ビジネス客と観光客の双方をターゲットとする。
ホテルの名称は「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」を予定。1棟のホテルとしては日本最大となる2,400室の客室を用意し、東京五輪前年の2019年の完成を目指す。
アパグループの元谷外志雄代表は「アパホテルは『高機能』『高品質』『環境対応型』の新しいホテルコンセプトである『新都市型ホテル』を提案している。都会に居ながらリゾート感を体感できるアーバンリゾートホテル構想に基づくホテルとして、ビジネスと観光の双方の需要を取り込んでいきたい」と話している。
同グループは、千葉市美浜区の「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」を500室増室し、2,001室とする計画を既に発表。2020年東京オリンピック開催に向けて、2,000室超のメガホテル2ホテルを含め、大型ホテル開発を地方中核都市にも広げて積極的に展開していくという。