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大岡川・中村川で「横濱SUPマラソン」初開催-14キロの長距離レース

「YOKOHAMA OPEN SUP RACE 2014」の様子

「YOKOHAMA OPEN SUP RACE 2014」の様子

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 大岡川と中村川で3月8日、「横濱SUPマラソン2015」が開催される。

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 ハワイ発祥の「SUP(スタンドアップパドル・サーフィン)」は、サーフボードのような板の上に立ち、パドルで漕ぎ進む水上スポーツ。日本でもここ数年人気を集めており、運河の多い横浜沿岸部でもSUPを楽しむ人が増えている。

 昨年10月には、みなとみらいインナーハーバー地区で「YOKOHAMA OPEN SUP RACE 2014」を開催。横浜らしい景色が楽しめる一周800メートルのコースを2~3周するレースが行われた。国内のSUPレースは、特殊なものをのぞいて10キロメートル以下のものが多く、今回のレースの魅力は、14キロメートルという長距離だという。

 当日出場するのは、全国から集まった参加者50人・50艇。受付開始から数時間で定員に達したという。2014年の全日本選手権で優勝し、今年メキシコで開催されるISA SUP世界大会での優勝を目指す金子ケニー選手や、昨年アメリカ・コロラド州で開催された全米最大のアウトドアイベントとして知られるMountain Gamesで表彰台に立った高畑将之選手ら注目選手も参加する。

 開会式は8時~。8時30分に大岡川桜桟橋(横浜市中区日ノ出町2)を出艇し、蒔田公園、鶴巻橋、蒔田公園、池下橋、蒔田公園、桜桟橋と戻ってくるショートコース(7キロメートル)と、同コースを2周するロングコース(14キロメートル)の2クラスのレースを行う。11時30分には競技を終了し、12時から表彰・閉会式を予定。各クラス3位までの表彰を行い、終了後は桟橋周辺のゴミ拾いも予定している。

 大会を運営する横浜SUP倶楽部代表の柿澤寛さんは「現在大岡川では、ボートやSUPやシーカヤックなどの手漕ぎの船と、動力船が活動している。日ノ出町には新しい桟橋も建設され、今後交通量の増大が見込まれる。今回の大会では、都市河川を安全に利用するためのルールとマナーの周知を第一の目的としている。沿道や橋の上から、信じられない速さで駆け抜ける選手をぜひ応援してほしい」と話している。

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