みなとみらいInnovation & Future Centrer(横浜市西区みなとみらい2)で3月11日、横浜の地域課題を解決するための対話の場「横浜の地域課題解決ダイアログ」が開催される。
テーマは「横浜の地域課題を解決するオープンイノベーションを構想する」。地域課題解決・地域貢献に関心がある企業・市民・起業家を対象に、横浜の地域課題を解決するための仕組みや、具体的なアクションを考える。「横浜の地域課題解決ダイアログ」は、ワールドカフェなどの対話の手法を使い、さまざまなセクターが持つ知恵や技術、アイデアなどを持ち寄り、単独ではできない革新を生む「オープンイノベーション」の手法で未来を変えていくためのプログラムで、今回で3回目となる。
横浜市政策局の担当から「横浜市に求められるオープンイノベーションのプラットフォーム」についての話の後、グループに分かれてテーブル毎に模造紙に自由にメモを描きながら対話をするワールドカフェを行う。その後に、成果を発表し、横浜市立大学国際総合科学学術院教授の影山摩子弥さん(横浜市立大学CSRセンターLLPセンター長)、NPO法人横浜スタンダード推進協議会 理事長の江森克治さん、横浜市政策局 担当理事の長谷川孝さんが講評する。
事業をコーディネートする酒井直子さんは「今回は企業が持つ資源を生かして、地域社会に貢献する方法について考えたい。CSRや地域課題解決・地域貢献に関心がある企業の方々に参加して欲しい」と話している。
主催はLOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」)で、横浜市政策局や、みなとみらいInnovation & Future Centrerを運営する富士通エフサス(川崎市中原区)などとの連携で実施する。事業は横浜市立大学「平成26年度教員地域貢献活動支援事業」の一環。
開催時間は14時~17時15分。参加費は無料。
みなとみらいInnovation & Future Centerは、2013年6月に富士通エフサスが開設した、対話を通じて豊かな未来を共創していくための「フューチャーセンター」と研修センターを融合した新たなコンセプトの知識創造空間。フューチャーセンターは、1990年代にスウェーデンで誕生した、多様な人々が集まり、対話を通じて豊かな未来をつくることを目的に、オープンな対話とコラボレーションを促す空間としてデザインされた対話の場。