みなとみらいの運河パーク(横浜市中区新港2)で3月27日と28日、環境キャンペーンイベント「EARTH HOUR 2015 in Yokohama」が開催される。
昨年開催時に一斉消灯したみなとみらいの夜景 © WWF Japan
EARTH HOUR(アースアワー)は2007年にオーストラリアで始まった参加型の取り組み。世界各地の人々が同じ日の同じ時刻に照明を消すことにより、地球温暖化防止や環境保全への思いを分かち合う国際的なキャンペーンとなっている。2014年の開催時には過去最多となる世界162カ国、7,000以上の都市が参加したという。
横浜では、WWFジャパンの主催で昨年に引き続き今年も運河パークで関連イベントを実施。「自然エネルギーは、あてになる!」をテーマとし、ソーラーパネル付きのLEDライトを光源としたランタン作りやソーラーエネルギーで走るハイブリッドカーを作るワークショップ、アーティスト集団「ミラーボーラー」による参加型自転車発電アート作品の展示などが予定されている。また、ペダルを回して発電した電力でミキサーを動かしてのスムージー作りなども体験することができる。
3月28日の20時30分からは、コスモクロックやランドマークタワーなど、みなとみらいの周辺施設が10分間の一斉消灯を実施。これに合わせてカウントダウンイベントを行い、2015年の日本のアースアワー親善大使を務める横浜F・マリノスのマスコットキャラクター「マリノスケ」や公式チアリーディングチーム「トリコロールマーメイズ」も登場する。
WWFジャパン広報室の山本亜沙美さんは「今年のイベントは、会場で使用する電力を全て自然エネルギーでまかなうほか、横浜をホームタウンとするプロサッカーチームの横浜F・マリノスを親善大使に迎え、選手からメッセージを頂いて発信もしている。会場ではさまざまな体験イベントを用意しているので、ぜひ足を運んでみたり、あるいは28日20時30分からの消灯を家庭等でも一緒に実践してもらえれば」と話す。
イベントの開催時間は3月27日が17時~21時30分、28日が14時~21時30分。参加無料(一部ワークショップなどは実費負担が必要)。