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水辺荘が大岡川で「メガSUP」水上お花見茶会-桜まつりに合わせ

イベントに先がけて行われた茶会実験の様子

イベントに先がけて行われた茶会実験の様子

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 大岡川蒔田公園桟橋周辺(横浜市南区宿町1)で4月4日と5日、川面で花見をしながらお茶会を楽しむ「水上桜茶会」が開かれる。

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 同イベントは、横浜で水辺に親しむ活動をしている市民団体「水辺荘」(横浜市中区日ノ出町2)が、EボートやSUP(スタンドアップ パドルサーフィン)が人気となってきた大岡川で、より多くの人に水辺の魅力を知ってもらうために文化企画として実施する。

 水辺を楽しむアクティビティとして近年知られるようになったSUPは、1人乗りが一般的だが、同茶会では最大7人まで乗ることの出来る大型のSUP(通称メガSUP)を使用。大岡川と中村川の分岐点にあたる蒔田公園の桟橋を発着点に、2人の客とSUPを漕ぐ船頭1人、お茶をたてる亭主1人が一緒に乗り込む。船頭が桜の観賞ポイントまでSUPを移動させたあと、静かな水上で桜を見ながら抹茶とお菓子を楽しむ。

 水辺荘の山田渚さんは「メガSUPは、水上をスポーツとして移動しながら楽しむだけでなく、さまざまな行為を楽しむ『場』としての可能性を広げてくれるアイテム。水上の楽しい体験をしていただくための企画なので、お茶のお作法が分からなくても大丈夫。野点を楽しみたい方、桜をゆっくり鑑賞したい方、桜の季節のクルーズを楽しみたい方など、それぞれのスタイルで楽しんでもらいたい」と話している。

 水上桜茶会は4月4日、5日の両日、1日4便運行(10時・11時・13時・14時)。発着は蒔田公園桟橋(ふれあいアクアパーク)。定員は1便当たり2人で、1人での参加の場合、相席となる。子どもの参加は要相談。ライフジャケットの着用が可能な小学校高学年以上に限る。料金は大人・小人ともに5,000円(保険料込)。所要時間は約45分。要事前予約。申し込みは水辺荘ホームページから。

 水辺荘は、NPO法人「BankART1929」が2011年に開催したまちづくり講座で、水辺をテーマに研究会を開いていたメンバーらが立ち上げたグループ。NPO法人「黄金町エリアマネジメントセンター」が募集した黄金町レジデンスプログラムに応募し、2012円9月に黄金町地区の大岡川沿いに活動拠点「水辺荘」をオープン。カヌーやカヤック、Eボートのクルーズなどのイベントや勉強会などを開催している。

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