横浜市選挙管理委員会は、横浜都心臨海部でワンウエイ型カーシェアリングの実験実証をしている超小型電気自動車「チョイモビ ヨコハマ」で投票参加を呼びかける。
剛力彩芽さんのデザインのラッピングが施された「チョイモビ」で投票参加を呼びかける
市内を3エリアに分け、「チョイモビ」の車両でキャラバン隊を組み、投票日の4月12日まで毎日巡回広報とミニイベントを行う。巡回広報では、横浜市出身のタレントで統一地方選挙区のイメージキャラクターの剛力采芽(ごうりき あやめ)さんの声で呼びかけを行う。
ミニイベントでは、市内在住・在学の大学生が、横浜市選挙マスコット「イコットJr.」とともに駅前やショッピングセンターなどで、毎日場所をかえて約60回のイベントを実施し、啓発グッズを配布する。4日・5日、11日・12日の週末のミニイベントには大道芸人が参加し、路上パフォーマンスを交えた投票参加の呼びかけをおこなう。
横浜市議会議員選挙・神奈川県議会議員選挙の告示日となる4日午後に行われた「チョイモビ ヨコハマ」の巡回広報出発式では、横浜市選挙管理委員会の木村久義委員長の号令で、ファンファーレ隊の演奏に送られチョイモビと伴走する電気自動車の併走広報車が出発した。
木村委員長は出発式で「市民生活に直結する大事な選挙の投票率をアップさせるための啓発事業の中で超小型電気自動車によるキャラバン隊は目玉事業の一つ。個性的なスタイリングの車両に、剛力彩芽さんのデザインもラッピングされ、有権者の皆さんの統一地方選挙への関心を高められるものと期待している」と話した。
チョイモビ ヨコハマは、横浜都心エリアを中心に、低炭素交通の推進や、横浜観光の振興などを目的に2013年10月から2015年9月(予定)まで実施している乗り捨てができるワンウェイ型カーシェアリング事業。日産のリチウムイオン電池を搭載した超小型電気自動車で1分間20円からの料金で利用できる。