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ファブラボ関内で「春のFab祭り」-スープや薫製づくりのワークショップも

「FERMENT」が提供するちらしずし

「FERMENT」が提供するちらしずし

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 「ファブラボ関内」(横浜市中区相生町3)で4月18日、ものづくりと食をテーマにした交流イベント「春のFab祭り」が開催される。

ファブラボ関内では視覚障害者らが3Dプリンターなどに触れる体験会も

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 昨年11月に藤沢にオープンした「食とものづくりスタジオ FERMENT(ファーメント)」とのコラボレーションで、ワークショップ形式でフードを提供するほか、ファブラボの日本における発起人で慶應義塾大学環境情報学部准教授の田中浩也さんのトークイベント、ファブラボの活動を紹介する映画「Making,Living,Sharing」の上映やファブラボでつくった作品の紹介などを行う。

 ファブラボ関内のある泰生ビル屋上では、FERMENTによるサクラのチップをつかって薫製をつくることができるブース「free smoke」を設置。食材を持ち寄り、随時薫製にする。

 また、午前中には材料を刻むところからスープを作る「スープキャラバン」、ランチタイムには参加者が盛り付けに参加する「FERMENTのちらしずし」を実施。スープは午後のトークイベント時にふるまわれる。関内の新しいシェアオフィス「泰生ポーチ」1階に移転オープンする地産地消レストラン「80*80」によるスープと、泰生ビルのnitehi studio kadoueに入居する「知塾」によるパプアニューギニアの家庭料理「アイギール」も提供予定。

 そのほか、慶應義塾大学SFC研究所ファブ・シティ・コンソーシアムが作成した「デジタルファブリケーション × オープンデータ~ 地形模型へのデータ投影によるワークショップツール」の展示や、ファブラボ関内のメンバーらの作品紹介、3Dペン「3Doodler」で立体を描くコーナーや、綿あめで食べられるお皿を作るコーナー、屋内でキャンプ気分を味わえるアーティスト・KAIEさんのティピーなどのワークショップブースも用意する。

 ファブラボとは、3Dプリンターやレーザー加工機といったデジタル工作機械をそなえ、市民に開放された実験工房とその世界的なネットワークのこと。現在、日本国内には仙台・つくば・鎌倉・渋谷・北加賀屋・鳥取・大分・佐賀などに12のファブラボがある。ファブラボ関内は2013年8月に国内6番目のファブラボとして活動をスタートした。

 ファブラボ関内の橋本芙美さんは「ファブラボ関内が拠点を置くシェアオフィス『さくらWORKS<関内>』が面する関内桜通りの八重桜が見頃の時期にお花見イベントをしようと企画した。多様なものづくりの担い手と出会ういい機会。世界50カ国に450以上の拠点があるファブラボのネットワークを感じて欲しい。親子連れの方などにもスープ作りやワークショップや満開の八重桜を屋上から見るお花見に参加して楽しんでもらえたら」と話している。

 開催時間は10時~16時45分。当日のスケジュールなど詳細はFacebookイベントページから。

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