横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)で6月4日から、海と人と「まち」のつながりを取り戻し、未来について考える講座「ヨコハマ海洋市民大学」2015年度の講義がスタートする。
ヨコハマ海洋市民大学は、大さん橋の誕生120周年を記念して昨年開校。横浜という都市の視点から、水辺や海洋環境を考え、行動できる人材を育成することを目的とする。主催はヨコハマ海洋市民大学実行委員会・横浜港大さん橋国際客船ターミナル(指定管理:相鉄企業)。
今年は月2~3回、全20回の講座を実施。6月4日「うみをみる 神奈川の海を知る」、6月18日「ヨコハマのみなとからみる 港のいままでこれから」、7月2日「うみのなかをみる 私たちが知らないうみのなか」の3回は、体験入学期間のため無料で受講できる。年間受講料は3,000円、スポット受講は1回500円。
初回は横浜国立大学統合的海洋教育・研究センター特任教員で
NPO法人「ディスカバーブルー」代表の水井涼太さんを講師に迎え、神奈川の海の生態系や環境の基礎について学ぶ。
大さん橋指定管理者統括責任者の金木伸浩さんは「今年度はさまざまな横浜の街と海の関係を学ぶ場にしていきたいと考えている。また既に活動されている方たちを紹介しながら、新たなネットワークが広がる場にして行くので、ぜひ楽しみに来てほしい」と話している。
開催時間は19時30分~21時20分。問い合わせは大さん橋インフォメーション(TEL 045-211-2304)まで。