Art Baboo 146(横浜市中区山下町146、045-664-3907)で6月14日、「写真家・亀田森彦さんのネパール大地震活動報告会」が催される。
亀田さんは、横浜市在住のフリーランスの写真家。これまでに、2011年の東日本大震災や2013年のフィリピンの巨大台風の被災地に行き、被災者の声を写真を通して伝えてきた。
今回は、4月25日に起こったネパ ールの首都カトマンズ近郊を震源地とするネパール大地震の後、6月2日から7日まで現地入りした。訪れたのは5月12日に発生した2度目の余震の震源地に近くで、大きな被害を出した山岳部のカヴレ・ビムホリ地区の村。雨期に備えてトタンを使った仮設住居の建設支援などの活動をしてきた。
会場のArt Baboo 146は、中華料理店の3階建ての建物を改装したアートスポット。当日は、2階のイベントスペースで、撮影した写真を投影し、現地の被災者の声や、亀田さんの実体験を紹介する。トークの後は、参加者との懇親会を行う。ネパールで購入したTシャツの販売も予定している。
亀田さんは「5年前にネパールを始めて訪れた。ネパール地震を遠い国のことで終わらせたくない。現地で何があったのかを自分の目で確かめ、伝えたいと思い、行動に移した。今後も支援を続けていきたい」と話している。
開催時間は18時から。参加費は無料。会場では、現地の仮設住宅建設支援に取り組む「チョウタラ基金」への募金を呼びかける。