横浜駅東口の起業家向けコワーキングスペース「横浜グローバルステーション」(横浜市西区高島1)で現在、全4回の事業創造セミナー「ブルーオーシャンサミット」第2期生を募集している。
ブルーオーシャンサミットは、「社会的なトレンド」と「インターネット」をキーワードに全4回で構成する事業創造セミナー。事業計画書の書き方、グロース、スケールなどについての講座と、受講者によるプレゼンテーション、フィードバックを行い、最終日には事業プレゼン大会と表彰式を実施する。
オーガナイザーは、横浜グローバルステーションを運営するデフタパートナーズ横浜ジェネラルマネージャーの山口豪志さん。モデレーターは、iモードビジネスとスマホビジネスで2回の起業経験があり、多数のセミナーを開催してきたEagle代表取締役の藤永真至さん。そのほかベンチャー企業の経営者など多彩なゲスト講師による講演を毎回聴くことができる。
6月6日に行なわれた第1期ブルーオーシャンサミット最終回では、参加した14人の受講者のうち10人が事業プレゼンテーションを行ない、モデレーターの藤永さんと8人の審査員から質問や率直な意見、アドバイスが投げかけられた。発表された事業プランの中には、既にデモサイトが出来ているものもあり、全体的に事業化のポイントや課題が明確になっているプランが多く見受けられた。
また、この日のゲスト講師はソーシャルイベントサービス「everevo(イベレボ)」を運営するネットスケット代表取締役の芥川武さんが務めた。受託開発を止め、イベレボを立ち上げたきっかけから今までの経緯、競合がいることのメリット・デメリットについての考察や、トレンドに乗ることの重要性などを話した。
オーガナイザーの山口さんは「第1期生には、横浜や都内の人はもちろん、岡山、名古屋、富山、長野からの参加者もいた。新幹線の利便性もあり、地方ニーズにも応える場になっている。横浜グローバルステーションを面白い起業家の拠点にしていきたい」と話した。
ブルーオーシャンサミットの参加費は全4回で41,200円。第2期のスタートは6月27日で、今後も継続的に開催予定。応募の詳細は、イベレボに掲載されたブルーオーシャンサミットのページから。