「カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)」(横浜市中区新港2)の来場者が8月4日、400万人に達した。
同館は、インスタントラーメンの発明者である安藤百福が抱いていた「子ども達に発明・発見の大切さを伝えたい」との思いを引き継ぎ、日清食品ホールディングス(東京都新宿区)がカップヌードル発売40周年を記念して、2011年9月17日にオープン。楽しみながら学べる体験型ミュージアムとして親しまれ、3年11カ月で来場者400万人を達成した。
400万人目を飾ったのは、平塚市から来館した武颯汰(たけ そうた)くん(8歳)。この日は祖母と母と家族3世代で来館した。記念セレモニーでは、カップヌードルミュージアム館長の筒井之隆さんから記念品、カップヌードル1年分とひよこちゃんのぬいぐるみが贈られた。颯汰くんは「400万人目と知らされて驚いたけれど、うれしい。カップヌードル1年分はお兄ちゃんと一緒に食べる」と喜んでいた。
同館の来館100万人は2012年8月9日、来館200万人は2013年8月8日、来館300万人は2014年8月7日に達成している。
館長の筒井之隆さんは「おかげさまで毎年約100万人の方に来館いただき、4周年を迎える9月17日の前に来館400万人を達成できた。近隣施設との入館料相互割引などのコラボレーションも拡大していきたい」と話している
同館では8月から小学生以下の来場者に、8月25日に57回目のパースデーを迎えるチキンラーメンの「ひよこちゃん紙キャップ」をプレゼントしている(在庫がなくなり次第終了)。また、パシフィコ横浜で開催中の「ダイノワールド2015 ヨコハマ恐竜博」との入館料相互割引など、市内の施設やイベントとの連携企画を実施している。
開館時間は10時~18時(入館は17時まで)。火曜休館(祝日の場合は翌日休館。ただし、8月4日・11日・25日は開館する、8月21日は臨時休業)。入館料は大人500円、高校生以下は無料(一部展示や飲食は別料金)。