モーターボートヨコハマ(東京都中央区、TEL 03-3272-3880)は18日、中区扇町3丁目7番に設置を予定している競艇の場外発売場「(仮称)ボートピア横浜」の計画概要について発表した。同施設は、競艇場で展開されるレース映像を中継しながら、勝舟投票券の発売と払戻を行う施設で、年間開催日数は350日程度、1日あたりの来場者数は2,500~3,000人程度を予定している。建物は6階建で、敷地面積2,644平米(約800坪)、建築面積1,805平米(約546坪)。今年度中に着工し、平成18年度中の完成を目指す。発表によると、同計画は、平成11年から進めてきたもので、地域の活性化に貢献するもので、地元の雇用機会の拡充、地域環境の整備、集客による経済への波及効果が期待できるとともに、地元自治体には「環境整備協力費」が交付され、地元の教育、福祉、生活環境の向上に寄与することができるほか、大規模災害等の非常時には、地域の避難所として施設を開放し、施設内に飲料水・食料等を備蓄する他、防火水槽も完備して地域防災拠点としての役割も担う予定とのこと。ボートピア推進本部によると年間売上げ予測は190億円で、最高で1%が横浜市に「環境整備費」として交付されるとのこと。