山下公園(横浜市中区山下町279)で8月22日と23日、打楽器スティール・パンの演奏会「YOKOHAMA STEELPAN FESTA 2015」が行われる。
スティール・パン(スティール・ドラム)は、元々ドラム缶から作られた独特の倍音を持つメロディー楽器。石油産出国であるカリブの最南端の国「トリニダード&トバコ共和国」で生まれた。同イベントは2002年より、スティール・パンの普及を目的に「カリブの風を横浜に」というキャッチフレーズのもと開催されている。
出演団体は、珠 with Tropicarib、パンタジア・スチールドラム・オーケストラ、PANVILLAGE ALL STARS、STEELBAND MI SO LA、RENDEZVOUS、PANLAND Steel Orchestraなど。2日間で計13ステージを予定している。
22日は、吹奏楽とスティールパンのコラボレーションにより、2015年「第3回シンフォニックジャズ&ポップス コンテスト全国大会」の課題曲でもある「カリビアン・サンダンス」(作曲:真島俊夫)を演奏する。
YOKOHAMA STEELPAN FESTA実行委員会の川島清さんは「23日はパンランドスティールオーケストラによる『初心者のためのワークショップ』(無料)も開催。全国のスティール・パン・バンドが繰り広げる、繊細かつエネルギーあふれる演奏を楽しんでほしい」と話している。
会場は山下公園内・石のステージ。開催時間は、両日とも13時~18時頃。入場無料。