中区若葉町のミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」1階のアートスペース「Art Lab Ova横浜パラダイス会館」(横浜市中区若葉町3)で9月13日、横浜在住のマダガスカル人 マリア・オクムラさんによるマダガスカル料理とダンスを楽しむイベントが開催される。
奇跡の島で奏でられる死者と生者をつなぐ音楽 - 映画「ギターマダガスカル」
9月12日からシネマ・ジャック&ベティで公開される、アフリカ、マダガスカルのギタリストたちの生活と貴重な儀式の様子を映したドキュメンタリー映画「ギターマダガスカル」上映の連携企画。
同映画を監督した亀井岳さんは、自身の旅の体験に着想を得た「チャンドマニ~モンゴル ホーミーの源流へ~」で2009年に長編映画デビュー。本作では、自らが憧れ続けたマダガスカル音楽をテーマに、最小人数の日本人スタッフで渡航し、現地の人々とともに映画を完成させた。
今回の企画は、毎年8月下旬にシネマ・ジャック&ベティにおいて開催されている「よこはま若葉町多文化映画祭」の関連企画として開催される。企画をしたのは、同映画祭実行委員でダンサーの青山るり子さん。夫がラオス出身アメリカ人のモン族であることから、国際結婚カップルのつながりで、以前から親交があったマリア・オクムラさんにお願いして実現した。
青山さんは「マリアさんには、時々、マダガスカル料理をおすそ分けしていただいていたのですが、それがとてもおいしかったのと、彼女がマダガスカル大使館関係のイベントで伝統的な踊りを踊っていると聞いていたので、この機会にぜひみなさんにもこの貴重なマダガスカルの料理と踊りを紹介したいと思い企画した」と話す。
15時30分からの映画上映後、投げ銭制でダンスを楽しみ、その後、食事会を開催する(1500円料理+ワンドリンク込)予約制で)。メニューは、「マダガスカル風豚肉と豆の煮込みとライス」「マダガスカル風にんじんサラダ」の予定。
詳細・予約は「横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭」ホームページで。