YCC ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区本町6)で11月4日から、企業とクリエーターのコラボレーションを促すイベント「YOKOHAMA CREATIVE WEEK」が開催されている。
会場では、横浜市内の中小企業がクリエーターと共に作り上げた実験的なプロダクトを展示するほか、コラボレーションの可能性を考えるワークショップや「地域産業×クリエイティブ」の成功事例を学べるセミナーを開催。クリエーターのスタジオ見学も実施する。
展示するプロダクトは、高度なガラス加工技術を用いて古い木製家具を補修した「ちゃぶ台・スツール・タンス」(横浜石英×ROOVICE)、貼函の技術を使って光を透かす照明カバーを実現した「Tube lamp」(荒井紙器製作所×KANPIS)、麻の葉模様にインスピレーションを受けた「Asanoha lamp」(同)、航空機や人工衛星などに用いられるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使った屏風「SEN」(エーシーエム×NOSIGNER)など。
横浜市文化観光局の三村庄一さんは「3年間で約50社を回り、新しいことをしたいというやる気のあるものづくり企業さんと関係を作ってきた。これから入り口に差し掛かろうとしている企業さんがどんな課題を持っているのか、交流会やアンケートで声を聞くことも今回の目的」と話している。
開場時間は11時~22時(最終日は20時まで)。入場無料。8日まで。