さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3)で11月20日・21日、世界18カ国の作家の作品を上映する国際短編映像祭「タイム・イズ・ラヴ・スクリーンニング 横浜 2015」が開催される。
「タイム・イズ・ラヴ・スクリーンニング 横浜 2015」を企画した坂本直さん
映画祭は、ロンドン・パリ在住のキュレーターKisito Assangni(キシト・アサンニ)さんが2008年に開始したプロジェクト。世界各国でインターネット上に投稿された映像の中から毎年30人程度の作家の映像作品を選出し、10都市程度で巡回上映を行う国際フィルムフェスティバル。今回が8回目の開催となる。
21日はオープニング・ライヴ・パフォーマンスとして、倉田憲一さん、 Margaticaさん、金子雄生さんによる音とダンスによるパフォーマンスが行われる。22日は、五十嵐洋志さん、吉本直紀さん、直江実樹さん、坂本直さんが登壇するシンポジウムと、直江さんと坂本さんによるクロージングパフォーマンスがおこなわれる。
上映作家の国籍は、 トーゴ、ポーランド、イタリア、セルビア、ルクセンブルグ、ドイツ、スペイン、イタリア、ベルギー、ロシア、イギリス、チュニジア、日本、フランス、アメリカ、南アフリカ、コロンビア、ポルトガル、マケドニア。今年度は、アメリカ、アルバニア、オランダ、スペイン、モロッコ、フランスで開催される。
今回の横浜での映像祭を企画した坂本直さんは、1995年からニューヨークのCave Art Spaceでサウンド・オーガナイザーとして活動した後、オーディオ・ヴィジュアル・プロダクション「CHROMASONUS(クロマソヌス)」を立ち上げ、身体表現、映像、インスタレーションとのコラボレーションや、演奏家として世界各地で活動している。
坂本直さんは「日本にいる作家で海外に出展したい作家の間に入りたいと思っている。今後は、公募型で映像や音響作家たちを紹介するフェスティバルにしていきたい」と話している。
開催時間は両日とも17時から(16時開場)。参加費1,000円(ドリンク付)。