横浜スタジアム(中区横浜公園)で3月29日、横浜DeNAベイスターズの本拠地開幕戦がスタート。世界的クリエイティブ集団「Rhizomatiks Architecture(ライゾマティクス アーキテクチャー)」が企画演出する盛大なオープニングセレモニーが行われた。
セレモニーでは、横浜市消防局航空隊の協力のもと、スタジアム上空にヘリコプターが登場。空撮映像をセンターカラービジョンに上映し、60メートル×15メートルの「I☆YOKOHAMA」ビッグフラッグを持ったフライングキッズ100人や白馬も登場した。
選手は、スポーツイベントの最高峰「スーパーボウル」で取り入れられた演出を再現し、花火と炎が上がるゲートをくぐり抜けながら入場。
レゲエシンガーのMINMIさんによる国歌斉唱後、内野エリアのグラウンドに選手一人一人の紹介映像を投影しながら、選手はベンチ入りした。
企画演出を手がけたライゾマティクス アーキテクチャーは、デザイン、アート、建築、数学、工学などさまざまなバックグラウンドを持つメンバーからなる世界的クリエイティブ集団「ライゾマティクス」の一部門。「ミラノ万博日本館」の演出などを手がけ、今回始球式など恒例のイベントを封印した球団史上前例のないオープニングセレモニーを手がけることとなった。
今年に入りスタジアムの運営会社を子会社化したDeNAは、球場内のフード・ドリンクなどさまざまな改革を実施。本拠地開幕戦の本日から、球団オリジナルビール「ベイスターズ・エール」(700円)や球団オリジナルホットドッグ「BAYSTARS DOG(ベイスターズ・ドッグ)」(700円)、若手選手寮で代々親しまれてきた「 青星寮カレー」(選手盛り1,200円、レギュラー800円、ハーフ500円)の販売が実現した。