横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で4月29日から計10日間、ドイツの春祭りを再現したイベント「ヨコハマフリューリングスフェスト2016」が開催される。
期間中はイベント広場に大型テントを特設し、ドイツビールやドイツ料理を提供するほか、ドイツ楽団による生演奏、子ども向けアトラクションを展開する。昨年の動員数は約43万人。今年で4回目を迎える。
フードゾーンでは、ドイツの春を象徴するホワイトアスパラ、名物のソーセージなどの定番メニューに加え、北ドイツの伝統シーフード料理やハンブルクのハンバーグ料理を提供する。
大型テント内には全長30メートルの巨大ビールカウンターが登場し、日本初上陸ビール8種類を含むドイツビールから神奈川のクラフトビールまで多様なビールが楽しめる。
海側のアトラクションゾーンには、回転木馬職人によるドイツ製の移動式メリーゴーランドが初登場。そのほか、最大7メートルのジャンプを体験できる「トランポリン」、透明な球体を使った水上アトラクション「バブルボール」など4つのアトラクションを設置する。
開催前日の28日は、19時30分からイベント広場・特設テント内ステージでオープニングセレモニーを開催し、ドイツ楽団「ガウキーズ ババリア」の演奏による乾杯で開幕を祝う。
横浜赤レンガ倉庫の本多康介さんは「横浜赤レンガ倉庫は建物の一部がドイツ様式で建造されていることや、横浜港が北ドイツのハンブルク港と姉妹港であることなどドイツには縁が深く、年間を通じてさまざまなドイツのイベントを実施している。ぜひビア樽の鏡割りとともにゴールデンウィークの幕開けを飾っていただけたら」と話す。
開催時間は11時~21時30分。4月28日のみ19時~22時プレオープン。アトラクション・ワークショップ=11時~18時(メリーゴーランドを除く)、グッズ&カルチャー=11時~19時(ハンブルク料理専門店を除く、同エリアは29日から営業)。アトラクションは天候により休業。入場無料。5月8日まで。